一つの分野の学習を段階的に学習することにより、学習内容を振り返りながら、基本の理解と定着を図り応用力を身につけます。算数であれば、4年生のときにある問題を解くひとつの方法を学んだとします。 すると「予習シリーズ」では5年生になって同様の問題を「別の方法で解く」ことを学びます。子どもたちは、アレ、これは前に習ったぞ」と思い出すと同時に、答えを見つける方法はひとつでないことを知り、 以前習った内容をもっと深く理解できるようになるわけです。このように算・国・理・社のすべての分野でらせん型にカリキュラムが組まれ、それに沿った学習を繰り返し続けることで、 問題を解くための「自ら考える力」を自然と身につけることができるのです。
算数は、掲載しているすべての問題に「詳細な解説」を載せてあります。考え方や解き方につまずいたときにも、解説を読んで、しっかり理解することができます。国語では、最近の入試問題によく見られる「記述式」問題への対応を4年生の段階からしっかりと行います。理科・社会では、カラー写真やカラーイラストが豊富に並んでいます。イラストは一点一点描き起こしたオリジナル。「これはなんだろう?」と、思わず興味をそそられるはずです。
「予習シリーズ」の学習範囲は、一週間単位で一区切りとなっています。そのため、今週自分がどこまで学べばいいのかがハッキリとわかり、目標も立てやすくなります。 また、一週間で学び切る学習サイクルが身につくため、ダラダラと机に向かうこともなくなります。
「予習シリーズ」のカリキュラムは5週に一度「総合」の回が設けられ、それまでに学んだ前4週分の復習をします。学習内容を繰り返すことで、知識を確実に定着させます。
「予習シリーズ」を執筆しているのは、四谷大塚で実際に子どもたちの前に立ち、毎日学習指導している先生です。 子どもたちが身を乗り出すテーマは何か、どのような順番で教えれば最も理解しやすいか。学習指導の現場の空気を、教材に反映させています。
学力を伸ばし、豊かな「人間力」を育み、確実に第一志望合格を勝ち取る「合格力」を養成する『予習シリーズ』をはじめとした四谷大塚の教材。カリキュラムや各学科の学習内容に改訂を加え、さらなる進化を続けています。