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2023.02.20
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やる気を高めるきっかけ
学力を伸ばし成績を上げるためには、学習の改善(時間や取り組む量を増やす・集中力を高める・効率を上げるなど)が必要です。
こうした具体的な行動の源やアクセルになるのが「やる気(モチベーション)」ではないでしょうか。
そこで、子どもたち自身がやる気を高めるための条件や工夫、お子様のやる気を引き出し高める保護者様の言動について考えてみたいと思います。
子どもたち自身がやる気を高めるためにはどうすればよいでしょうか? やる気は自然に沸いてくるものではなく、何かをきっかけに湧き、高まるものだとすれば、そのきっかけが必要ですね。
まず、年齢相応の「勉強の目的」や「学ぶことの意義」を自分なりに理解していることが前提です。
「何のために勉強するのか」「今学んでいることが今後どのように活きるのか」について、塾生の皆さんは「自分ごと」として真剣に考えてみましょう。
ご父母や周りの大人の意見を聞くのもよいでしょう。保護者様にはご自分の経験に基づいたご意見をお話ししてくだされば幸いです。私たちも折に触れて皆さんに伝えていきます。
こうしたことを通して、具体的な目標が明確になったり、なりたい自分像がイメージできたりすれば、そこにつながるものとして、勉強の目的や学ぶことの意義が理解できるかもしれません。
それでも、日々の生活の中で、勉強の大切さは頭ではわかっているけれど、具体的な行動に移さないということが起こると思います。
そんな状況になりそうになったら、改善のために、例えば次のようなことをするのはどうでしょうか。ぜひ自分に合ったやり方を工夫してほしいと思います。
① スマホやゲームなどを封印し、集中できる環境を整える。
② 好きな教科や単元にまず10分間取り組んでみる。
③ 心に響く名言や格言を探して読む。
きっかけをつくるという点では、保護者様の役割はとても大切だと思います。人は褒められれば喜びだけでなく「自分はできる」という自己肯定感を感じます。
それがポジティヴな行動に駆り立て、さらに良い結果を生み、また褒められる、という良いスパイラルに変わっていくことがあります。
勉強のことでなくても結構です。ぜひお子様の良いところを、タイミングよく褒めていただきたいと思います。