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2021.06.17

学習アドバイス~中学校教科書改訂~

今年度、中学校では新学習指導要領の実施が始まりました。それに伴い、教科書も新年度内容に改訂されています。特に変化が大きいと言われている英語について、何がどう変わったのか、どのような点に注意するべきかをお伝えします。

 

【教科化した小学英語 中学校では習得したことが前提に】

小学校では「楽しみながら英語に触れる」という学習スタンスであっても、新年度の中学の教科書は小学校内容の習得を前提として作成されています。そのため、中学校の1年生のunit1でbe動詞・一般動詞・canが出てきます。昨年度の教科書ではbe動詞はunit1,2で、一般動詞はunit3で、canはunit9で学習した内容です。

 

単語数は前の教科書のおよそ2倍に増加

これまでより400~600語追加され、さらに小学校で600~700語習っていることになるので、単純計算でこれまでの教科書の2倍の単語を覚える必要があります。

 

高校内容の一部が中学に!英単語のみならず文法も増加

これまで高校履修内容だった仮定法や現在完了進行形などを中学3年生で学習します。中1生のbe動詞の過去形や、中2生の受動態も上の学年から降りてきています。そのためより豊かな表現が可能になり、教科書本文はより踏み込んだ内容となっています。

 

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単語も文章も量が多くて難度も高い英語教科書NEW HORIZON。

昨年度内容とのギャップの大きさに戸惑う生徒もいるかもしれません。

ただし英語の勉強の仕方が変わる訳ではないのです。単語や例文を読み書きできるようにすること、教科書本文を繰り返し音読して内容を理解すること。テスト前だけの勉強にせず、いかに習慣化するかが重要です。

TEPの英語授業は、生徒のみなさんの不安や要望も考慮して

授業を行うことが可能です。何でも遠慮なくお申し付けください。

 

「英語を好きになってほしい」それが英語講師一同の願いです。